勝負事や競争事に対峙するとき、どう考えればいいのか。

「日々、一生懸命・一所懸命生きて、勝負や競走に
勝つために頑張る。だけど、負けることで自分の
価値が落ちることなんてない」

と考えています。

生きていると、勝負事や競走ごとに接する場面が
多くなります。

それを避けていく生き方も、もちろんできます。

勝負事や競争と縁のない、またはそれに接する機会
の少ない生き方もできますし、それは魅力的だと
感じます。

どちらを選ぶかは自分次第で、好きな方を選べば
いいし、0か1の問題ではないので、比較的
勝負事や競争ごとから遠ざかった生活を送ると
いうこともできるでしょう。

別にそれは自分が選べばいいのです。

ただ、僕はいまのところ、結構多くの時間で、
勝負事や競争と接して生きています。

今のところはそれが好きなので、それはそれでいい
と感じています。

ただ、勝負事や競争事を減らしていく生き方にも
魅力を感じています。

それはさておき、勝負事や競争事にさらされて
生きている人が、特に都会には多いと思います。

勝てば嬉しいですし、負ければ当然悔しいです。

負けが続くと、勝つために何をすればいいかを考え、
実際にそれを実行していきます。

その過程が素晴らしいと感じます。

勝つためにどうすればいいかを考え、毎日地道に
やっていく。これはこれで素晴らしいことです。

ただ、毎日地道にやっていっても、どうしても
勝てないことはたくさんあります。

ジャンケンなら勝ったり負けたりで、負けっぱなし
になることはあまりありませんが、勝者の少ない
争いにおいては、敗者が殆どなので、自分も負ける
側に立つことが多いかと思います。

その時に、負けたことによって自分を卑下したり、
「ああ、自分はダメだ」なんて思ったりする必要
など、全くないはずです。

勝つためにやることは素晴らしいですが、結果と
して負けても、その結果を必要以上に悔やむ必要
はないと思っています。

負けたら負けたで、また次からやっていけばいい話
です。

「あいつは、負け続けで、ダメな奴だ」

と思う人はいると思います。

でも、そんな人の言うことは、スルーでいいのです。

負けても、自分が納得すればいいですし、納得でき
なければ、またやっていけばいいのです。

勝負に負けようが、取り返しがつかないなんてこと
は、基本的にはないわけですから。

(負けたら取り返しがつかなくなるような勝負は
しなければいい)

勝負事や競争事に臨むために、地道に一生懸命、
一所懸命生きるということは素晴らしいことだと
思います。

同時に、勝負と関係ない世界に生きるのも、いい
ことだと僕は考えます。

結局のところ、生きていればそれだけで素晴らしい
のです。

勝負に負けて傷ついている皆さん、まあいいではない
ですか。

今日からまた、やっていきましょう。