とにかく全体を見ることが大事

とにかく全体を見ること。
これを心がけるようにしています。

人は、どうしても自分の身の回りのことに
気を取られてしまい、全体が及ぼす影響を
忘れがちになってしまいます。

もちろん、小さなことから派生して大きな
問題になることも多いのですが、
全体を見ておけば結構うまくいく、
そういったことも多いはずです。

一つの例を挙げます。

前から何度かブログでも書いていますし、
書籍にも書いてきたことですが、例えばの話しで
お金の話をします。

世界の人口、特に景気や株式の指標に連動する
と言われている多消費世代(主に40代)の人口
については、これから2035年までは結構伸び、
そのあと伸びがなくなっていきます。

資本主義経済が自己膨張していくシステムだと
いうことも考え合わせると、2035年までは
世界全体に投資することで、資産が増えること
になるはずです。

だから、資本主義と人口の増加による経済の
成長(世界全体)を信じて、2035年までは
世界分散投資をやる、という手はあるはずです。

ただこれはすごく地味ですし、パアっと儲かる
話しではありませんので、結構無視されます。

そこを無視せず、毎月積み立てていく人は多分、
2035年になったら「あのとき始めて良かったな」
と思うようになるはずです。

これも、細かいことを見ずに、全体を見るという
ことの一つです。

人口の話などは、あまりよくわからないかも
知れませんが、下記のような本にちゃんと
グラフが描かれています。

→ http://goo.gl/WJWkdJ
→(日本語の本なら) http://goo.gl/tyr30W

こういうグラフを見ておくのも大事だと考えています。

ただ、おそらくこういった記事は面白くないので、
ほぼ無視されるでしょう。

しかし、多分無視せずに騙されたと思って始めた
人は、2035年に振り返って喜んでもらえれば
と思います。

また、人生をトータル(全体)で考えることも
有用です。

いつ死ぬかはわからないので、決して確実では
ありませんが、死ぬまでの人生をイメージして、
そこからやることを考えてみるということも大事です。

例えば体に気をつけて、交通ルールを守り、
規則を守って穏やかでいて、睡眠をとり、
運動をして、無理をしなければ、確率的に
長く生きることが出来るはずです。

その前提で、人生を考えてみます。そうすると、
今例えば僕と同じ45歳だとしても、これから始めて
60歳で何かをものにすればいいや、などという
計算も立ちます。

それは仕事上のことでもいいし、スポーツでもいいし、
なんでもいいでしょう。

全体を思い浮かべ、その中でデザインすることが
大事です。

日本だけを見るのではなく、地球儀を常に見て、
日本の狭さやロケーションをイメージするとか、
他国の場所や関係性をイメージすることは
結構大事なのではないかと思います。