焦るとすべてに損をする

急いだり、焦ったりすることは全てにおいて、あま
りいいことではないように思います。

まず、けがや病気のもとになります。例えば階段を
急いで降りたりすると、転落したり足を捻って捻挫
や骨折の原因になったりします。

また、常に急いだり焦ったりして、ストレスを感じ
ていると、それが原因で病気になりやすい体になる
こともあるでしょう。

また、人間関係とか、仕事、お金についても同じこ
とが言えます。

友達や恋人などに対して、自分が急ぐ上に相手にも
急ぐことを強要するようなことは、よくないですし、
仕事でも、急ぎすぎると丁寧さを欠いてあまり良く
ない結果になったりするでしょう。

財産を築くにも、焦ることは禁物で、普通の人はあ
る程度の時間をかけてゆっくり築くことが大切、焦
るとギャンブル的なことになってしまいます。

そのギャンブルに勝ち続けて一財産築くこともあり
ますが、ほんの一握りの人でしょう。

人材育成についても焦ることは禁物、僕は小学生と
日頃付き合っていますが、小学生の間に体や技術を
完成させるなんてことはできないし、結果を出そう
なんて考えることは必要ないと思っています。

なんにしても、急いで焦って、早く結果をだそうと
することは、あまり意味がなく、結果的にうまくい
かないことも多いのではないでしょうか。

もちろん、計画を立てて、そこに到達するように頑
張っていくことには意味があり、否定できませんが、
その計画については、あまりに性急に自分が求める
結果を出すというものでない方がよいでしょう。

計画を立てたうえで、将来のことはわからないので
修正をしながら、日々を大切に、ていねいに生きて
いくというのが、基本方針でいいのではないかと感
じます。

予定が入っているときも、焦ります。15時までに出
かけなければならない、しかしそれまでに片づける
ことがたくさんある、そんなことがあります。

僕も、そんな状況だととても焦ってしまい、結果と
して仕事が遅くなってしまう、そんなこともありま
す。

しかし、焦っても仕方がありません。

完璧な仕事など無理ですから、できることを丁寧に
やればいいのです。それで15時になったら出かける。

出かけたら急がない、焦らない。その予定を精一杯
楽しむ。

そして、できなかったことはまた、計画を立てなお
し、後日丁寧にやる。

そんな感じでやっていけばいいのです。

決して、焦ったり急いだりしすぎることなく、日々
を丁寧に生き、余裕をもって楽しんでいきましょう。