これからは、会社員だけでは生きていけないかも

「人生100年時代」と言われる今、無事に100歳まで生きられるかどうかは全くわかりませんが、100年生きることを前提に人生を組み立てる必要があることを痛感しています。

 昭和、いや、平成までの常識では、人々は会社員として60歳または65歳の定年を迎え、その後は年金で暮らしていく、ということが常識でしたが、その考え方はとうに終焉を迎えていることは皆さまご存知のことと思います。年金はこれから目減りしていく可能性が高いですし、65歳から100歳までは35年もあり、その間どのように生きていくかということをデザインしなければいけないということは、多くの人が感じていることでしょう。

私は50歳代に突入しています。50代になってからそれを考えるのは少々遅い気もしますが、もう50代になってしまった、またはもうすぐ50代を迎えるような人たちにとっては、その人生のデザインは、今すぐに始めなければならないことです。
50代だけでなく、40代、30代の人にとってもそうなのかもしれません。

さて、ここではまず、いま会社員として働いている方に、考えてもらいたいことがあります。会社員として、安定した職を得ていることは、とても素晴らしいことだと思います。私など、何とか今は食いつないでいけていますが、これからの保証は全くありません。会社員であれば、最低60歳まで、これからは65歳までは何とか身分を保証してもらえる可能性が高いでしょう。しかし、「会社員だけで生きていく」というのは、これからますます厳しい状況になってくるものと思われます。

まず、日本経済が、今後それほど伸びないことが考えられます。その大きな要因の一つが、「人口減少」です。人口がこれからしばらく、ずっと一直線に減少していくことは確定している未来の事実です。それによってどうしても全体の需要が減ってしまい、これまで需要を支えていた供給側の企業のニーズが減っていきます。そうなると、今のように大きな企業や中小企業すべてが売上をキープすることが出来ず、どうしても人を減らしていかなければいけなくなります。AIやロボットが発達することもその一端を担います。

今、大企業や中小企業で働いている人も、安穏と過ごすことが出来なくなります。必要のない仕事をする人も増えてくると思われます。

そのようになると、どうしても、これまでもらっていた給与をキープすることは難しく、何らかの方法で他に稼ぎを見つけなければいけなくなるでしょう。これまで勤めていた企業にずっといられるのならまだましですが、退職しなければならなくなれば、自分で稼いで生きていくしかなくなります。私も15年以上自営業で何とか食いつないでいますが、いつも不安です。それ以上に不安な状態になる人も多くなるかもしれません。

これまでのように、会社員だけで生きていくことは難しくなることは、私が上記のように説明せずとも明白な事実です。なんとか、これから生きていくために、会社員での仕事以外に何かを見つけて生きていく、ということが大切になるのです。