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心の病気について(7)仕事環境を変える

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は6についてお話しします。

「6.仕事環境を変える」です。

昨日書いたように仕事の時間を制限して、なるべく
一人でいる時間を短くするとともに、仕事をする場
所などの環境を変えました。

完全に変わったとは言えませんが、少し変化をつけ
ることで、気が楽になりました。

これまではとにかく、一人でいることが大好きで、
人といると集中できず、一緒に仕事をするなど考え
られなかったのですが、人と一緒に過ごす時間をも
う少し増やす必要があると考えました。

そこで、近くの同業者の人でで仲のいい人に声をか
け、「可能であれば事務所の場所を少し間借りする
ようなことはできないでしょうか」と話しました。

自分の状態を話し、勝手なお願いだけどそのような
ことができないかと相談したところ、ちょうど都合
よく、そこで仕事ができることになりました。

税理士の事務所は別にあるので、そこで税理士の仕
事をすることはできないのですが、ほかの仕事をそ
こでやることにします。

実際にはまだあまり行っていないですが、これから
は事務所を自宅にし、その友人の会社(事務所)や
レンタルオフィスなどで作業をしようと思っていま
す。

もちろん一人で集中することも大切ですが、人と触
れ合いながら仕事をすることも大切、と気づかされ
ました。

また、事務所にしても、モノがたくさんあって乱雑
であればあるほど心も乱れるのではないかと考え、
掃除や片付け、物を捨てることを積極的にやること
にしました。

そうしたところ心が浄化されるような感じもし、不
安感が少し拭われたような気もします。

これまで、周りがうるさいと仕事に集中できません
でした。なのでクラシックなどを聞いて籠っていた
のですが、それだけじゃだめだなと感じました。

騒がしい中でも集中して仕事ができないといけない、
と思い、その訓練をしています。

静かな中で仕事をするのが一番には変わりないので
すが、今はどうしても騒がしい世の中です。

そんな中でも集中して自分を高めて仕事をすること
ができるように訓練しています。

大して意味のないことかもしれませんが、ストレス
を感じながらやるのではなく、まあいいやと受け流
しながら自分は集中できる、という感じが理想です。

イライラしてしまう自分の性格を変えることも、こ
の心の病気を治すために必要だと思っています。

そのために、いろいろな環境で仕事をすることも大
切ではなかろうか、と今は考えています。

心の病気について(6)仕事を制限する

心の病気について(6)仕事を制限する

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は5についてお話しします。

「5.仕事時間を制限する」です。

昨日の「病院に行き、相談する」の中で、一つ書く
ことを忘れていたことがあります。

心療内科に行ったことです。

紹介状をもらって心療内科に行きましたが、そこに
は衝撃的な光景がありました。

とにかくたくさんの人が、広い待合室で待っており、
僕も4時間以上待たされました。

こんなにもつらい思いをしている人がいるのか、と
衝撃を覚えました。

その心療内科の医師の方は、しっかり話を聞いてく
ださり、それはとても助かったのですが、それ以降
そこに行くことはありませんでした。

待っている時間中心細く、気持ち悪くなりましたし、
大変失礼な話かもしれませんが、「ここに通っても
変わらないだろうな」と感じました。

薬の話はしましたが、結局薬はもらわず。初診だっ
たので割としっかり話をしていただきましたが、2
回目からは5分くらいで終わるということも聞き、
結局通っても薬をもらって終わり、という感じがし、
それ以降行くことをやめました。

もしかしたら心療内科、精神科などに通うことで、
助かることがあるのかもしれませんが、僕には合わ
なかったというのが結論かもしれません。

さて、今日の本題、「仕事を制限する」です。

仕事は忙しいもの、というのが皆さんの共通すると
ころなのかもしれません。

僕も、やろうと思えばめちゃくちゃたくさんの仕事
があり(とても恵まれていることです)、いくらで
も仕事をすることはできると思います。

これまで、朝から仕事をして、一応税理士業という
本業と呼べるものは、18時くらいをめどにやめ、翌
日に備えるということをやっていました。

しかし、遅くなることもありましたし、仕事以外の
事も含め、事務所にダラダラと22時、23時までいる
ことが多かったです。

早く帰りたいことは帰りたいのですが、やることが
沢山ありますし、まあ、ダラダラしていたのでしょ
う。

そういうのを一切やめ、めどとしては18時半くらい、
遅くても20時には家に帰るようにしました。

一人の密室で仕事をしているため、何かあったら発
見が遅れてしまう、ということも想像しました。

なので、20時までに家に帰ってこなければ(心配し
て)連絡してもらうようにし、心配をかけないよう
に、遅くても20時までに帰宅することにしました。

時間が制限されているため、より効率的に仕事をす
ることが求められます。

僕の場合、12月~3月位は結構仕事量が多く、毎日
深夜までというパターンでした。

そこで、今年(と来年3月まで)にそのような状態
に陥らないよう、「クラウドワークス」というサイ
トで募集をし、仕事を手伝ってくれる人を探しまし
た。

まだ少ししか仕事をお願いしていませんが、3月ま
でには結構お願いすることになるかと思います。

なるべく仕事量を減らし、時間を制限して、仕事ば
かりにならないように工夫しています。

仕事が増えすぎて、「あれもやらなきゃ、これも」
となると、ストレスを受けてしまいます。

それが体・心に悪いので、仕事を減らすようにしま
した。

そのせいで収入が減ったとしても、ほかの部分でカ
バーしたり、支出を減らしたりして対処します。

仕事や、やるべきことばかりで人生を満たさないよ
うに気を付けることが大事なのかもしれません。

心の病気について(5)

 

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は4についてお話しします。

「4.病院に行き、相談する」です。

7月末にある病気でかかった病院に何度か通い、薬
をもらったり検査をしてもらったりしています。

9月頭くらいにある心配な(急な)症状があったの
で、その時もその病院に行き、そこまで心配するこ
とがないことがわかり、ほっとしました。

それまでの僕は病院に行くのが嫌いで、薬も嫌いで
した。薬は特に、普段はほとんど飲まず、それがい
いのか悪いのかわからないですが、嫌っていました。

ただ、今回は病院に行って、信頼できる医師と話を
することで、かなり救われました。自分なりにネッ
トで調べたり、医師に相談できるサイトで相談した
りしましたが、やはり自分を診てくれている医師の
声が一番信頼性があり、貴重です。

かかりつけ医以外にも、セカンドオピニオン的に知
人が勤める病院で検査をしてもらったりしました。

そこでも信頼できる人と出会い、助かりました。

それ以外にも、非常にもがいて不安定な状態に陥っ
ていたこともあり、必死に探してオンラインでのカ
ウンセリングや、前からお世話になっていた医師の
方にzoomで相談させていただいたりしていました。

そのすべてが、僕にとって救いとなりました。

薬は、今回のきっかけとなった病気に対する薬を毎
日飲んではいますが、それ以外に処方していただい
た、心の問題に関する薬はほとんど飲みませんでし
た。

依存性があると言われている薬は特に飲みませんで
した。依存して、毎日飲まなくてはならなくなる、
飲まないと寝られないという状態にはどうしてもな
りたくなくて、飲みませんでした。

それが正解かは全く分かりません。今の薬はとても
よくできていて、依存しない場合が多いとも聞きま
す。だから薬を飲んだほうがいいという意見もあり
ます。

ただ、依存して効果も減っていくというのが怖く、
ほぼ飲みませんでした。

そこは人それぞれだと思いますが、信頼できる医師
や、病気を経験した人の意見も聞いていいのかもし
れません。

まとめると、僕の場合は、とにかくつらい時には医
師の方に相談して、自分が悩んでいる点を解消して
もらいました。

はじめは、相談したその日は心が晴れてつらさが取
れるのですが、次の日以降またしんどくなるパター
ンの繰り返しでした。

しかしそのうちに、心が晴れる時間が長くなってい
き、今は割といい状態をずっと保っています。

食事とか生活習慣をきちんとしたというところが大
きいような気もしますが、医師の方などに相談して、
心配を一つ一つつぶしていったことが、とても大き
かった気がします。

よろしければ参考にしてください。

心の病気について(3)

特別編として、続きをお送りします。

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は2についてお話しします。

「2.運動をする」です。

昨年からコロナ禍を理由にして、というよりも自分
に甘く「あまり外に出たくない」という理由で、こ
れまでやってきた運動などを怠っていました。

自分でプレーする野球を休み、少年野球のコーチ・
監督をやってはいましたが、全体的に活動停止にな
ったりして、休むことが多かったです。

また、2012年から続けていたテニスも休んでいて、
家計のコストダウンも理由にして、行っていません
でした。

そのせいで人と会う機会も減っていたことが、気を
病む一つの原因になっていた気もします。

少年野球は10月に再開され、土日祝は行っていまし
たが、自分でプレーする野球に参加しました。

ただ、運動をすることへの不安感も強く、プレーは
行わずスコアラーをしました。そのチームには25年
ほど行っているのですが、東京都某区の1部の大会
で初めて優勝して、感激しました。

また、2年近く休んでいたテニスも再開。結構激し
めの動きをすることに不安はありましたが、なんと
か大丈夫です。

今は野球のプレーもたまに行い、テニスは毎週レッ
スンを受け、無事運動できています。

これまでの僕は「すべて全力」で、野球では凡打で
も全力疾走(当たり前ですが)しますし、テニスも
追いつくための全力でやっていました。

今も気持ちはそうなのですが、それを続けることで、
自分にとって体に良くない部分もあるので、少しセ
ーブしながら、スポーツを純粋に楽しむことにして
います。

あと、たぶん大きいのは、毎朝起きて原稿を書き、
そのあと「朝散歩」をしていることです。

専門的な知識はありませんが、朝散歩をして太陽の
光を浴びることで、セロトニンが出て、夜寝るため
に必要なメラトニンの発生にとっていいと聞き、毎
日25分から30分、歩いています。

幸い近くに大きめの公園があり、緑いっぱいですの
で、非常に恵まれた環境にありました。

いろいろな勉強動画や音声を聞きながら歩いていま
す。はじめは、心の不安を解消する方法とか、不眠
を治す方法などを聞いていましたが、たまにそれら
を聞くことで泥沼にはまるような感覚を覚えること
があり、そこそこにしていました。

今は、ネガティブな話を聞くことはなるべくやめて、
前向きなものを聞いていることがほとんどです。

ネガティブ情報を見聞きするより、前向きな情報な
どを摂取したほうがいいのではないかと思います。
ネガティブ情報は遮断しましょう。

自分が好きなものを見聞きすればいいのではないで
しょうか。

今は漫才のM-1の予選動画がYouTubeで公開されてい
ますので、それを聞いたりしていますし、好きなジ
ャンルの耳勉強をずっと続けています。

少し運動と話がそれましたが、運動しながら前向き
な気持ちになっていくことを実感しています。

気持ちが落ちているときは、運動をすること、そし
て運動を通じてアクティブな人たちと触れ合うこと。

それが大事ではないかと思います。

次回に続きます。

こころの病気について

今年8月くらいから11月頭くらいまで、心を病んで
しまいました。不安障害というものだと思います。

今は最悪の状況から脱したと思いますし、普通に生
活できていますので、ほぼ治ったといってもいいの
ではないかと考えています。

このようなことを書くのは自分にとってプラスには
ならないでしょうし、逆に信用を失う可能性もある
と思います。

また、関係ない人にとってはどうでもいい話で、こ
れを書くかどうか迷いましたが、もしかしたら、同
じようなことで悩んでいる人にとって少しでも役に
立てるのかもしれない、と思い、書こうと思います。

心の病気などに関係ない人は、読まなくてもよいの
ではないかと思います。無責任ですが。

7月末に少し体調が悪くなりました。特に致命的な
病気などではなく、これまでも何度か起こっている
ことで、病院に行って対処はしていますし、それが
また起こった時の準備もしていますので、特にそれ
だけが原因ではないと思いますが、きっかけにはな
りました。

その後、体のことなどをいろいろと調べていくうち、
ネガティブなニュースや情報、多くの人の意見、ワ
クチンのこと、知人の訃報などを目にして、簡単に
いうと死の恐怖を感じてしまいました。

死の恐怖というものは誰もが感じたことはあると思
いますし、人間はいつか死ぬわけですから、死ぬこ
とを恐れながら生きていくのは愚かなことだと思う
のですが、その感情をコントロールできない日が続
きました。

すぐ死んでしまうのではとか、今晩寝たら明日倒れ
てしまうのではないか、とか。

文字にすると簡単ですが、その時はどうにもそれら
の感情を止められませんでした。

そして、胸のあたりが痛んだり、変なガスみたいな
もの(コルチゾールなどのホルモンだと思いますが)
が胸に充満して眠れなかったり、結構つらい状況が
続きました。

これを治すのは無理なのではないか、一生付き合っ
ていくのか、などとも考えました。出口の見えない
暗いトンネルに入っているような感じです。

そして、いくつかの病院に足を運び、検査をしまし
た。血液検査などの数値等は全く問題なく、万が一
のことにただ恐れているだけということは自分でも
わかっていました。

しかし感情をコントロールすることは難しく、不安
が続き、ストレスがかかる日々を過ごしていました。

これは人生を変えていかなければいけないと考え、
行動することにしました。

僕がやったのは、主に下記のことです。

1.生活環境を変える。

具体的には質のいい睡眠をしっかりとることと、
食事を変えました。

2.運動をする

テニスや、自分でやる野球を休んでいましたが、少
しずつ再開しました。また、毎日朝散歩、筋トレも
行いました。

3.人と話す

家族や友人などにできる限り、自分のことを正直に
話し、アドバイスをいただいたりしました。

4.病院に行き、相談する

病院嫌い、薬嫌いでしたが、何人かの医師の方に相
談し、検査もしてもらいました。
心療内科にも行きましたが、その経験が(ちょっと
違う意味で)良くなるきっかけになったかもしれま
せん。これについては後で詳述します。

5.仕事時間を制限する

これまで、ダラダラと仕事をして深夜に帰るような
生活をしていましたが、効率よく短時間でできるよ
うに考え、時間を区切り、必ず早く家に帰るように
しました。

6.仕事環境を変える

一人で仕事をして孤独感や不安感を強く感じたため、
友人の税理士に相談して一緒に仕事ができる環境を
作ったり、家で仕事が全部できる環境を作ったりし
ました。

7.とにかく勉強した

この不安感とか心の病、病気、睡眠(不眠)、健康、
食事、体の仕組みなどについて、勉強しました。好
きなこと(お金とか…笑)についての勉強もこれま
で通りやりました。

8.休みを取り、温泉などに行った

(なかなか休みにくい)少年野球を休んだり、平日
に仕事をしない日を1日設けたりして、家族と温泉
に行ったり、平日自転車を借りていい景色を見た後
温泉やスーパー銭湯に行ったりしています。

これら、もがいて行ったことがきっかけになり、よ
くなっていった気がします。

いつ同じような状態になるかわかりませんし、調子
に乗ることは禁物だと思っていますが、今は落ちつ
いています。

長くなってしまうので、上記の「やったこと」につ
いて、次回から詳しく書いていこうと思います。

同じように苦しんでいる人がいるかもしれません
(いないかもしれませんが)。

そのような人に、大して役に立てない可能性も結構
ありますが、ほんの少しでもお役に立てればと思い、
少し続けて書いていきたいと思います。

実際どうなのか[4]お金の管理方法(4)

将来必要となる(と自分で決めた)支出を賄うため
に、ずっと仕事をするという選択とともに、「不労
所得」を得て、それでカバーするいうやり方があり
ます。

例えば、将来必要な支出が年間360万円、年金が月
10万円、仕事で稼げる金額が月手取り10万円だとす
ると、収入は年間240万円となりますので、不足す
る金額は120万円です。その120万円を不労所得で得
たらいいのではないか、ということです。

では、不労所得とは何なのでしょうか。

不労所得とは、ある程度の財産があり、その財産が
「毎年(毎月)お金を生み出すもの」であれば、毎
年の収入を確保できる、というものです。

先ほどの例でいうと、不足する金額は年間120万円
です。この120万円の不足はそのままでは何ともな
らないので、毎年の生活費や遊興費などを削り、年
間240万円で生きていく必要があります。

ところが、月10万円・毎年120万円、仕事をしなく
ても入ってくるお金があるのであれば、その不足額
を補うことが出来ます。この120万円が「不労所得」
ということです。基本的過ぎて拍子抜けでしょうか。

不労所得には、本当にさまざまなものがあります。

例えば毎年配当金を生み出してくれる株式や、不動
産を買って賃貸に出し、その賃貸料も不労所得とい
うことになります。

ある事業を興してその会社株式を持ったとして、そ
の仕事をやめた後にもその会社が儲かって、配当を
出してくれれば、それも不労所得ということになり
ます。

もちろん、「不労所得」とは言え、それを生み出す
までには労力が必要ですし、特に不動産所得などは
メンテナンスなどが必要で労力を要する場合もあり
ますが、基本的にはあくせく働かなくても入ってく
るお金ですので、不労所得と言えるでしょう。

不労所得を得るためには、その所得を生み出してく
れる「資産」を買い、積み重ねていく必要がありま
す。

所得を生み出してくれるのが「資産」ですので、ま
ずは効率よく不労所得を生み出してくれる資産を買
っていくことを考えなければなりません。

もちろん、「預金」や「貯金」も不労所得ではあり
ますが、その利率はとても低く、充分な不労所得を
生み出してはくれません。だから「投資」を正しく
学ぶ必要があるのです。

僕個人としては、「高配当株」をコツコツ毎月購入
して、将来の不労所得を得ようとしています。高い
配当を出してくれる株式を購入し、決算状況などを
見ながらメンテナンスしていきます。上手くいけば、
毎年資産残高の3~4%位は入ってくる計算となり
ます。

補足すると、僕は少し欲張りなので、ただ高配当を
出す株を買うわけではなく、高配当かつこれから成
長しそうな企業(成長して、元本も増えそうな株)
を、いろいろと分析しながら買っています。その分
析が楽しかったりします。

年120万円の配当を生み出してくれる元となる資産
は、年利3%の場合で3,600万円程度必要となりま
す。

それに達するまでコツコツ投資をしていくのは大変
ですが、将来ずっと(メンテが必要ですが)不労所
得を生み出してくれる、優秀な資産ということがで
きそうです。

「年収が高い人」のランキングに出てくる人の多く
(というか、ほとんどだと思います)は、高額の
「配当」を得ています。自分で起こした会社が上場
し、その配当が莫大で年収が高い場合が多いのです。

それを考えると、不労所得として配当を得ていくと
いう選択は、悪くないのではないでしょうか。

高配当株でなくても構いません。配当などのキャッ
シュフローを生み出すものでなくても、買った資産
を取り崩していけるのであれば、それも不労所得と
言えるでしょう。

例えば「インデックス投資」をして、その元本をど
んどん増やしていき、将来基準を決めてそれを取り
崩していくという方法もあります。これも不労所得
です。

不動産所得など、ほかの不労所得もたくさんありま
す。まずは本やネット・動画などで、不労所得につ
いて学んでみてください。

実際どうなのか[3]お金の管理方法(3)

将来の支出を考えてみましょう、という話を先週
しました。50代くらいからの人にとっては、切実
な問題でしょうが、若い世代の人にはまだまだ具
体的ではなくピンとこないかもしれません。でも
少し考えてみてください。

将来の支出は、その人の住む場所やライフスタイ
ルと密接な関係があります。住む場所が都会であ
れば生活費は高くなりますし、高いお金を必要と
する趣味などを将来楽しみたい人も、お金が多く
必要となるでしょう。

自分で勝手に決めれば大丈夫です。

それを決めたら、あとはその支出を賄える収入に
ついて考えてみます。

例えば、月25万円の生活費と、旅行などに必要な
お金が年間60万円という人は、年間360万円の支
出ということになります。

この360万円を、どう賄っていくかということを
今から考えて、決めて、実行していくことが大切
です。

考え方にもよりますが、一番楽というか、今から
悩む必要がないのは、「死ぬまで仕事をして稼ぐ」
ということかもしれません。

健康を維持し、一生稼ぎ続ける仕事をできるので
あれば、ほかに定期的な収入を得る必要がありま
せん。

ただ、自分がずっとお金を稼げていくことができ
るのか、健康で意欲もありつつ生きていくことが
できるのかについては、不透明な部分もあります。

そこで、仕事ができなくなったとき、稼げなくな
った時のことを考え、「不労所得」を得ることも
検討していく必要があるでしょう。

仕事を続けたい人も、それを補完する定期的な収
入として、不労所得を得ることを考えてたほうが
よいのではないでしょうか。

そこで、不労所得について、次回から考えていき
ましょう。

実際どうなのか[2]お金の管理方法(2)

昨日の記事で、お金の管理として僕が見ている項
目は、

1.将来、定期的に得られるキャッシュフローが
 現在いくらなのか

2.家計の純資産

の2つということでした。

それぞれについて、これから見ていきたいと思い
ます。まずは、1の定期的に得られるキャッシュ
フローについてです。

「キャッシュフロー」というと、とっつきにくい
感じがするかもしれません。

確かに、会計書類として作られるキャッシュフロ
ー計算書は、ちょっと面倒くさいです。難しい名
前の項目がたくさん出てきたり、ルールもわかり
にくかったりします。キャッシュフロー計算書が
出来たところで、「だから何?」的な感じもあり
ます。

僕が考えるキャッシュフローは、ごく単純で、
「これから、毎月得られるお金を増やしていこう」
と考えるものです。

まだ若い人にはピンとこないかもしれないですが、
仕事を引退した後に、毎月いくらくらいお金が入
ってくるかということが大切です。

そして、仕事を引退する年齢は、昭和のように全
員が55歳や60歳ではなく、今は人によって仕事を
辞める年齢が違います。死ぬまで仕事をすること
も可能ですので、年金だけが引退後の収入ではな
くなってきています。

自分が将来、どのように生きていくのか、そして
いつまで生きて、いつまで仕事の収入を得るのか、
それとも仕事をあまりしないでほかの収入を得て
生きていくのか、そのあたりの設計をまずする必
要があります。

そのうえで、何歳から何歳までは何をしてこの収
入を得て、このお金を使って生きていく。そのよ
うな設計をこれから考えていく必要があるのです。

まだ社会人になってすぐ、といったフレッシュな
人は、そこまで綿密に考える必要はないかと思い
ます。将来のこと読めないというのが前提です。

ただ、ある程度年齢を重ね、今後のお金が不安と
か、将来死ぬまでのことを考えなきゃ、と思う人
は、将来のキャッシュフロー(将来の収入と支出)
について考えてみましょう。

将来のキャッシュフローを考えるとき、まず計算
すべきなのは、将来の支出のことです。

まずは、例えば65歳になったときに、どれくらい
の生活費がかかるか、どれくらいのお金を使って
生きていくのかを考えましょう。

インフレ率を考慮に入れて計算してもいいですし、
インフレになれば収入も増える可能性があると考
えて、インフレのことを考えなくてもいいです。

とにかく、将来の支出を計算して、一か月いくら
かかるか、それと臨時的な支出(例えば旅行など)
がいくらかかるかを計算して、Excelなどの表に
入れてみましょう。

夫婦2人や自分ひとりというパターンがあるかと
思いますが、それも勝手に決め、計算してみてく
ださい。

それができてから、収入がいくら必要なのかを考
えるという流れになります。

次回に続きます。

実際どうなのか[1]お金の管理方法(1)

これから、人生についての考え方を皆さんにお伝
えしていきたいと思います。

といっても、僕の勝手な考え方ですので、皆さん
全員に役に立つか、あてはまるかはわかりません。

しかし、「実際にはどうなのか」ということをい
ろいろな面から考えて書いていくことで、ほんの
少しでもお役に立てることがあるのかもしれない、
と考えています。

僕自身がこれまで悩んだり、考えてきたりしたこ
とは、とても多いのですが、なかなか考えがまと
まらなかったり、答えが出なかったりします。

しかし、最近人生の見直しをしていくことで、あ
る程度割り切って考えればよいなど、見えてきた
ことが多くあります。

それらを、ランダムになりますが伝えていこうと
思います。

独り言のようなブログになると思いますが、たま
に読んでいただき、1ミクロンくらいでも皆さん
のお役に立てれば、嬉しいことこの上ないです。

ではまず今日は、少しだけ。お金の管理方法につ
いて。

僕は個人的に、お金の管理をすることが大好きで、
いつもExcelにいろいろな数字を入れながら管理
をしています。

計画を立てて、実際どうなるかを確認していくの
ですが、なかなかうまくいきません。

考えることや管理することも多すぎて、うまく管
理できなかったり、思ったよりお金が全然残らな
いとか、増えないとか、そんな感じです。

しかし最近は、いろいろ管理をしながらも、自分
が見ていくべき指標をいくつかに絞るようにしま
した。

そうすると、考え方がシンプルになり、あまり悩
んだり考え込んだりしないようになりました。

20年くらい早く気付くべきでした。

それが万全なのか、全員に当てはまるのかはわか
りませんが、その管理している項目は、

1.将来、定期的に得られるキャッシュフローが
 現在いくらなのか

2.家計の純資産

の2つです。

もっとすごい答えを期待していた人には、大変申
し訳なく思います。

長くなってしまったので、明日以降、上記1と2
の「お金の管理方法」について、ご紹介してきた
いと思います。

一つのことを究めるか、いろいろやって回り道か

「一つのことに集中する」

これは人生の鉄則かもしれません。

事や財を成している多くの人は、一つのことに
集中し、人生を過ごしていることでしょう。

一つのことに絞ることが、成功の秘訣と言われ
たりもします。

確かに、多くのことに心を取られ、いろいろな
ことに時間を費やしてしまうと、なかなかうま
くいかないことも多いでしょう。

大して稼げませんし、何かで名を上げるような
ことも難しいです。

僕も本当に、一つのことに集中することができ
ず、続けることもままならず、いろいろなこと
に手を出してしまいます。

一つのことにすべてを賭けることができず、散
漫となり、大した成果をあげられません。

毎日、頑張って仕事に集中もできず、たくさん
サボります。

ボランティア的なことにも時間を使いすぎて、
時給でいうと効率が悪いです。

でも、それらによって、いろいろな経験がたま
ります。

やるべきことと、やらないほうがいいことの判
断が少しつきやすくなります。

また、無駄なことの経験値が増えることで、人
生のプラスになることもあります。

もしかしたら、友達も増えるかもしれません。

一つのことに集中して事を成す人生は素晴らし
いですが、いろいろな経験をする人生もなかな
かいいものではないかと思います。

集中が続かない人は、いろいろやってみてもい
いのではないでしょうか。

いま、会社員として仕事をしている人で、将来
が不安な人がいたら、ぜひいろいろな経験をし
てみてほしいと思います。

休みを取るのも難しいと思いますが、たまには
休んで、どこかに行くことも必要かもしれませ
ん。

同じリズムでの生活の繰り返しだと、ストレス
が蓄積されることもあるだろうし、体をあまり
動かさないことがマイナスになるかもしれませ
ん。

僕は最近、毎週1日はなるべく休みを取り、ラ
ンダムにどこかに出かけ、自転車を借りたり散
歩したりしながらいろいろなものを見て、その
あとスーパー銭湯に行ったりしています。

休みを取ることで罪悪感も少しありますが、な
かなか楽しいものです。一人ですが、自由な時
間なのでストレスも「急がなきゃ」という気持
ちもあまりありません。

それが心身にいい影響を与えると考えています。

もちろん、一つのことに執心し、道を究める人
生もいいと思います。

しかし、実績は出ないかもしれないけれど、い
ろいろな回り道をしながら、ゆっくり生きてい
くような人生もいいものではないでしょうか。

一つのことに集中できずいろいろやってしまう、
という人の応援になると思い、書きました。