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人生とお金(5)引退後の年金などの収入について考える

「一生、仕事をして稼ぐ」と決めたのならいいのですが、その覚悟がまだできない人については、引退後の年金や収入についてじっくりと時間を作り考えていかなければなりません。まずは、引退後の年金などの収入について、考えてみましょう。

引退後に年金がいくらくらいもらえるか、これはその人が成人してからこれまでにどれくらい年金保険料を払ってきたかなどによります。毎年、誕生月に「ねんきん定期便」というハガキが送られてきているかと思いますが、それを参考にするのがいいのではないかと思います。現状ではどれくらいの年金が年間にもらえるか、ということが書いています。それにプラスして、これからの給与の額などによってもらえる額が決まってきます。

「ねんきん定期便」から計算した結果として、65歳から毎年180万円もらえるとします。そうなれば、月15万円の収入になるということで、引退後の収入の基礎になるでしょう。

よく、「年金は破綻する」「年金はあまりもらえなくなる」などと言われます。確かに、若年層が減って老年層が増えるわけですから、これまでと全く同じように、多くの人が生活費を完全に賄えるくらいの年金がもらえることはなくなるでしょう。ただ、年金というのは、日本という国の根幹をなすものということが出来ます。言い換えれば、年金や健康保険のような、相互扶助や所得の再分配という仕組みについては、国として一番大切な役割なわけですから、簡単に破綻することはなく、仮に破綻するとするならば、もう国としての機能も失われてしまう、ということになるでしょう。

つまり、国が続く限り、年金という再分配の仕組みは残り、最低限の暮らしが保証されなければならない、ということになります。完全に安心するわけにはいきませんが、ある程度最低限、生きていくためのお金は、仕事が出来なくなってからもいただけるということは言えます。だからと言って安穏とするわけにはいかないですが…

なので、自分の匙加減でいいので、例えば「ねんきん定期便」の金額の7割はもらえそう、など決めてしまい、年金を計算してください。その結果、自分が生きていくために必要なお金が賄えるならそれはそれでいい(定年で仕事をやめてしまってもいい)ですし、足りないのであれば、ある程度の年齢までは仕事をする、または死ぬまで仕事をして稼いで生きていく、ということを考えなければいけません。年金で十分な生活費が賄えるとわかったとしても、もちろんずっと仕事をしていくということもアリです。

老後という言葉をあまり使いたくはありませんが、意外と早く訪れるものだと考えた方がいいのかもしれません。今から将来のことを決めたりするのはなかなか難しいことではありますが、年金がいくらもらえるのか、その他の収入をどう確保していくのか、そして生活費はどれくらいかかりそうか(必要なのか)といったことをいまから考える必要があるでしょう。

人生とお金(4)「仕事を引退する」ことについてを考える

話が大きく変わりますが、令和時代に入り、私たちは人生において、何を考えていかなければいけないかということについて検討しましょう。まずは、お金の話です。

人生において、お金は切っても切り離せない存在です。お金をどう稼ぎ、どう使っていくか、そしてどう運用していくかということは必ず考えなければならない、とても大切なことです。

何と言っても、人は仕事をしてお金を稼ぐことが不可欠です。会社員として働くことも、フリーランスや社長になって仕事をすることも、全て「仕事をしてお金を稼ぐ」ということになります。先祖代々、大きくて高い土地などを受け継いできている人を別として、全ての人は仕事をして稼ぐことが必要となるでしょう。そして、現代において、または未来に置いては、「いつまで仕事をするか」「仕事をいつ引退するか」ということを決めることが大切になります。

そのことが決まっていなければ、人生とお金の計画を立てることは難しくなります。例えば今の年齢が50歳で、働いている会社での定年が65歳、そして、その後は仕事をする気が全くない場合は、あと15年仕事をして引退し、その後の人生を仕事をせずに生きていくことになります。

たとえ65歳で定年したとしても、その後もずっと何らかの仕事をして生きていくと決めた場合は、「死ぬまで仕事」をすることになります。これからの時代は、昭和や平成までと違い、「60歳(65歳)で定年退職し、その後は年金で悠々自適に暮らす」ということが難しくなってきます。それは皆さんも十分理解されていることだと思いますが、全体の人口が減るとともに、現役世代の人口が減り、老後世代の人口が増えていくことから明確になっています。生きていくために充分な年金がもらえることは難しくなるでしょう。ちょっと息が詰まりそうになってしまいますが、何らかの仕事をしてずっと稼いでいかなければいけない人が大半になってしまうことも予想されます。

そのような時代には、「仕事を引退する」ということは諦めなければならないということが常識になるのかもしれません。これまでの固定観念に囚われている人はさすがに減ってきたとは思いますが、現在の仕事を引退せざるを得なくなった時のビジョンをまだ描いていない人は大いに違いありません。

まずは、「一生仕事をして、稼いでいく」という覚悟を決めたうえで、何かのスキルを身に着けていくことや、絶え間なく勉強をしていくことを実行していかなければなりません。

人生とお金(3)常識を疑い、平成までと考え方を改める  

 

私ももう50歳を過ぎてしまって、考え方を変えるというのがある程度難しくなってきています。凝り固まった思考というのは、なかなか柔軟に変えることが出来ないものです。しかし、もう時代は令和に入りました。平成も終わってしまったのです。常識を疑って、考え方を改める必要があります。

日本の経済をものすごく大まかに分けると、昭和までが成長の時代、平成が平坦な時代、そして令和は下がっていく(逆成長)の時代になるでしょう。山頂(平成)が平坦な山のような形を思い浮かべていただけばいいかもしれません。その中でも平成の初期が一番高いところで、そこから平成中はなだらかに下がっていき、その後令和に入って右肩下がりになるというイメージです。

この「右肩下がり」の状態は、ほとんどの人が経験していない状態だと思います。なので、日本経済がどうなるかが読めず、私などはある意味恐怖を感じてしまいます。そうなった時の対処をするにしても、どうすればよいかが現時点ではあまりよくわかりません。もちろん、国や私たちがその対処法を考え、対応していかなければいけないことは確実でしょう。

どちらにしても、「経済成長は、あまり望めない」ということを前提に、これからの人生設計や経営を考えていく必要があると言えるかもしれません。

平成の時代は、バブル崩壊やリーマンショックなどがあり、経済の状態が悪くなったり株価が大きく下がったりした時期もありましたが、まだ日本経済には力があり、均してみると割と平坦な経済状態だったと言えるかもしれません。それは、「多消費世代」と言われる40代の人口がまだ大きく減っていないということもあるでしょう。今の40代後半は、「団塊ジュニア」世代ですが、その団塊ジュニア世代が「多消費世代」を超えてしまうと、経済の規模が小さくなると言われています。バブル崩壊も、団塊の世代が多消費世代を超えたことから発生したと言えるかもしれません。それと同じことが起こる可能性や、なだらかに需要が下がり、経済規模が小さくなっていくことが考えられます。

ただ、アメリカについてはまだこれから人口が増える傾向にあり、右肩下がりにはならない可能性が高いと考えられます。アメリカもQE(金融緩和)によって経済が膨らんでいるため、バブル崩壊のようなことがあるかもしれませんが、まだ成長を望むことが出来ます。世界全体を経済の場と考えると、そこまで右肩下がりを危惧する必要はないかもしれないのですが、日本経済においては厳しい状況になっていくことが考えられますので、それに対処していく必要があります。

平成時代に昭和を引きずることが良くない状態を招いたように、令和時代は昭和や平成を引きずることがないよう、考えを改めていく必要がありそうです。

「自分で少しでも稼ぐ」を考えてみる

会社員でいられない、または給与が減ってしまう未来を考えると、どうしても「自分で稼ぐ」ことが必要となってくるでしょう。今働いている会社以外にどこかで雇われる、と考えたとしても、その別の会社でも同じことが起きる可能性はあります。なので、雇われる以外の方法を考えていかなければなりません。

その解決方法は、「自分で稼ぐこと」ということになるでしょう。まずは、会社員という地位をキープしながら、自分で1円でも稼ぐという実績を作ってもらいたいと思います。

自分で稼ぐ方法は、本当にいくらでもあります。ネットやSNS、セミナーなどで調べてもらえばたくさん出てくるでしょう。その中で、自分が「これで行く」と決めたものをやっていきましょう。手法が問題ではありません。まずは始める、ということが大切です。そして、始めたやり方はすぐには上手くいかないはずですので、試行錯誤して、続けていくことが大切です。どうしても上手くいかない場合は、あきらめて次の手法を試していきましょう。

「いくらでもある」と書きましたが、本当にその通りで、すぐにでも始められるものがたくさんあります。中には、「今からでは遅すぎる」と言われているものもあるでしょうが、実際にやってみるとそうでもない、というものもあるはずです。例えばYouTuberなど、「今からでは無理」と言われる可能性が大ですが、何もトップYouTuberになれと言っているのではありません。まずは少しでも広告収入を得られるところまで行く(続ける)ことが大切です。広告収入が得られるレベルに持っていくのは本当に大変だと思いますが、その後が割と楽になるはずです。

その他にもやり方は本当にたくさんあります。例えば「せどり」一つをとっても、いろいろなやり方があります。要するに市場価格の差を利用して儲けるということですから、安いところで買い、高いところで売るということが肝要です。それは株でも何でも同じで、安く買って高く売るという当たり前のことを、いかに考えて実行できるか、ということが問題になります。それさえ見つけられれば、ある程度実労働を伴う必要はありますが、自分で儲けるということが出来るようになるのです。

もちろん、資格を取ってその資格を使って商売をするということもありです。資格を取るまでに時間や労力がだいぶかかります(その資格の独占業務がある場合はより大変)が、それを利用できれば、普通に始めるよりは楽に収入を得ることはできるでしょう。私もそのやり方で税理士資格を取り、自分で稼ぐということをはじめました。

この後も、どうやって自分で儲ける(売上を上げる)かということがたくさん出てくると思いますが、まずはやると決め、始めてみて、それを続けるということが大切です。思い切って行動を起こしてみましょう。

これからは、会社員だけでは生きていけないかも

「人生100年時代」と言われる今、無事に100歳まで生きられるかどうかは全くわかりませんが、100年生きることを前提に人生を組み立てる必要があることを痛感しています。

 昭和、いや、平成までの常識では、人々は会社員として60歳または65歳の定年を迎え、その後は年金で暮らしていく、ということが常識でしたが、その考え方はとうに終焉を迎えていることは皆さまご存知のことと思います。年金はこれから目減りしていく可能性が高いですし、65歳から100歳までは35年もあり、その間どのように生きていくかということをデザインしなければいけないということは、多くの人が感じていることでしょう。

私は50歳代に突入しています。50代になってからそれを考えるのは少々遅い気もしますが、もう50代になってしまった、またはもうすぐ50代を迎えるような人たちにとっては、その人生のデザインは、今すぐに始めなければならないことです。
50代だけでなく、40代、30代の人にとってもそうなのかもしれません。

さて、ここではまず、いま会社員として働いている方に、考えてもらいたいことがあります。会社員として、安定した職を得ていることは、とても素晴らしいことだと思います。私など、何とか今は食いつないでいけていますが、これからの保証は全くありません。会社員であれば、最低60歳まで、これからは65歳までは何とか身分を保証してもらえる可能性が高いでしょう。しかし、「会社員だけで生きていく」というのは、これからますます厳しい状況になってくるものと思われます。

まず、日本経済が、今後それほど伸びないことが考えられます。その大きな要因の一つが、「人口減少」です。人口がこれからしばらく、ずっと一直線に減少していくことは確定している未来の事実です。それによってどうしても全体の需要が減ってしまい、これまで需要を支えていた供給側の企業のニーズが減っていきます。そうなると、今のように大きな企業や中小企業すべてが売上をキープすることが出来ず、どうしても人を減らしていかなければいけなくなります。AIやロボットが発達することもその一端を担います。

今、大企業や中小企業で働いている人も、安穏と過ごすことが出来なくなります。必要のない仕事をする人も増えてくると思われます。

そのようになると、どうしても、これまでもらっていた給与をキープすることは難しく、何らかの方法で他に稼ぎを見つけなければいけなくなるでしょう。これまで勤めていた企業にずっといられるのならまだましですが、退職しなければならなくなれば、自分で稼いで生きていくしかなくなります。私も15年以上自営業で何とか食いつないでいますが、いつも不安です。それ以上に不安な状態になる人も多くなるかもしれません。

これまでのように、会社員だけで生きていくことは難しくなることは、私が上記のように説明せずとも明白な事実です。なんとか、これから生きていくために、会社員での仕事以外に何かを見つけて生きていく、ということが大切になるのです。

焦るとすべてに損をする

急いだり、焦ったりすることは全てにおいて、あま
りいいことではないように思います。

まず、けがや病気のもとになります。例えば階段を
急いで降りたりすると、転落したり足を捻って捻挫
や骨折の原因になったりします。

また、常に急いだり焦ったりして、ストレスを感じ
ていると、それが原因で病気になりやすい体になる
こともあるでしょう。

また、人間関係とか、仕事、お金についても同じこ
とが言えます。

友達や恋人などに対して、自分が急ぐ上に相手にも
急ぐことを強要するようなことは、よくないですし、
仕事でも、急ぎすぎると丁寧さを欠いてあまり良く
ない結果になったりするでしょう。

財産を築くにも、焦ることは禁物で、普通の人はあ
る程度の時間をかけてゆっくり築くことが大切、焦
るとギャンブル的なことになってしまいます。

そのギャンブルに勝ち続けて一財産築くこともあり
ますが、ほんの一握りの人でしょう。

人材育成についても焦ることは禁物、僕は小学生と
日頃付き合っていますが、小学生の間に体や技術を
完成させるなんてことはできないし、結果を出そう
なんて考えることは必要ないと思っています。

なんにしても、急いで焦って、早く結果をだそうと
することは、あまり意味がなく、結果的にうまくい
かないことも多いのではないでしょうか。

もちろん、計画を立てて、そこに到達するように頑
張っていくことには意味があり、否定できませんが、
その計画については、あまりに性急に自分が求める
結果を出すというものでない方がよいでしょう。

計画を立てたうえで、将来のことはわからないので
修正をしながら、日々を大切に、ていねいに生きて
いくというのが、基本方針でいいのではないかと感
じます。

予定が入っているときも、焦ります。15時までに出
かけなければならない、しかしそれまでに片づける
ことがたくさんある、そんなことがあります。

僕も、そんな状況だととても焦ってしまい、結果と
して仕事が遅くなってしまう、そんなこともありま
す。

しかし、焦っても仕方がありません。

完璧な仕事など無理ですから、できることを丁寧に
やればいいのです。それで15時になったら出かける。

出かけたら急がない、焦らない。その予定を精一杯
楽しむ。

そして、できなかったことはまた、計画を立てなお
し、後日丁寧にやる。

そんな感じでやっていけばいいのです。

決して、焦ったり急いだりしすぎることなく、日々
を丁寧に生き、余裕をもって楽しんでいきましょう。

「不眠」の対処法

昨晩はあまり眠ることができませんでした。ずいぶ
んよくなったものの、まだ2週間に一度くらいは、
不眠が訪れてしまいます。

不眠はとてもつらいものです。寝れば一瞬で夜が終
わり、朝すっきり目覚められて翌日の活動が気持ち
いいものになりますが、寝られないとずっと「寝ら
れない」と考えてイライラしてしまい、その時間が
長いため、つらいものです。

翌日の活動にも支障があります。不眠はなるべくな
くしたいものです。

不眠にはやはり原因があると考えていいでしょう。

僕が学んできた中では、寝る前の2時間くらいの過
ごし方がとても重要で、そこを間違えてしまうと、
不眠に陥りやすいということが言えます。

寝る直前まで食事をしたり、熱いお風呂に入ったり、
ブルーライトを目に入れたりするのは避けた方がい
いでしょう。

また、寝る直前に興奮するようなことをする、つま
り格闘技などの戦いとか、少し怖い映画とか動画を
見たり、ミステリー小説を読んだりすることも、脳
を覚醒させてしまうため、あまり良くないです。

スマホをずっと至近距離で見ていたり、明るい照明
の下で過ごすのもよくなさそうです。

カフェインやアルコールの摂取もよくありません。

そして、そのような睡眠に悪いことをしたうえで、
布団に入って眠れればいいのですが、眠れないとさ
っぱり眠れません。

「寝ないといけない」と思えば思うほど、泥沼には
まります。

そして結局ほとんど眠れず、翌日の活動に支障が出
るでしょう。

そういったことが続くと体にも良くないでしょう。

しっかりと眠るためには、上記のような、眠るため
に良くないことをやめ、睡眠に入る体制を整えて、
布団に入ることが肝心です。

そして、どうしても眠れない場合は、いったん眠る
事をあきらめてみるのがいいかもしれません。

いったん電気をつけて(なるべく暗い明かりで)、
少し立ったり座ったりして、活動してみるのです。

そしてしばらくしたら、布団に入ります。

そうすると、眠れることもあります。

割と簡単めの本を、暗い明かりの下で読んでみるの
もいいかもしれないです。

布団の中で「眠れない、眠れない、どうしよう」と
思っていても、眠れません。

いったん、不眠に陥っていることを忘れ、ちょっと
活動してみましょう。そのあとで眠るようにします。

僕の場合はこれで眠れることが多いです。

色々な眠れるパターンがあるでしょうから、布団の
中で眠れずにつらい思いをするのではなく、自分な
りの入眠パターンを作って、やってみてください。

それでも眠れないなら、もうあきらめて、横になっ
ているだけでもいいでしょう。それでもある程度は
体が休まるものです。

その状態で眠れたらラッキーですし、そうでなくて
も影響は少し軽微になるでしょう。

歳を重ねれば、睡眠時間が少なくなるものです。

あまり焦らず不眠と付き合い、生活習慣を整えてい
きましょう。

それが人生や仕事、楽しいことなどの充実などにつ
ながっていくものです。

心の病気について(10)まとめ

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は、まとめをお送りします。

8月くらいから、死の恐怖を筆頭として、いろいろ
な不安を感じてしまい、震えるような心の気持ち悪
さや不安感、食欲不振、不眠などの症状が出ました。

それを克服するためにいろいろなことを試しました。
昨日までに書いた通りのことです。

それをやったことで治ったかというと、よくわから
ないのが正直なところなのですが、行動と同時に、
心の持ちようを変えるように心がけました。

その心の持ちようとは、

・焦ったり急いだりせず、ゆっくり生きる
・気にしすぎない

ということです。

これまで、性格上どうしても急ぎすぎることや、時
間がなくて焦ることばかりでした。

行列はイライラするし、時間がないと思うと焦って
やることが手につかなくなることもありました。

何かに取り組むときも、早く成果を出したいとばか
り考えたり、1年後に理想の状態になろうとか、焦
ってばかりだったかと思います。

そういうのをやめました。

エスカレータで歩くことをやめたり、ほかの人が遅
いことをイライラしたりすることもやめる。

大げさかもしれませんが、行き急いでいたことを反
省し、ゆっくり生きるように心がけました。

また、気にしすぎないということも心がけました。

他人の目を必要以上に意識したり、人に気を遣いす
ぎたり、自分は完全じゃなければダメみたいな意識
を捨てました。

人に迷惑をかけないことは守りますが、必要以上に
意識をしないということです。

人は人、自分は自分ですので、自分の生き方をしよ
うと心がけました。

急ぎすぎることも含め、それが自分の性格で、完全
に治すのは難しいですが、とにかく、あまり考えす
ぎず、ゆっくり生きていくことを心がけています。

また、計画を立ててそれを実行していくことを完全
にやっていきたいという意識がありましたが、それ
も捨てるようにしました。

無理なものは無理なのです。

だから、今を生きることを意識して、今できること、
やりたいこと、やっていて楽しいことをなるべくや
っていくように心がけています。

「今を生きる」を意識すると、死の恐怖も少しは和
らいできたように感じます。

家族や犬、周りの小学生たちにも癒されています。

みんな生きているだけで奇跡ですし、周りの人たち
といられるだけでも奇跡です。

とにかく人生を悔いないように、今、一生懸命生き
ていきたいと思っています。先のことを考えすぎな
い。

そんな感じでやっていたら、いつの間にか苦しさが
すこし和らいでいた感じです。

まとまりがない文章で恐縮ですが、苦しんでいる人
の心に届けば嬉しいです。

生きていくのはいろいろと大変ですが、一緒に頑張
って、楽しんで、笑って生きていきましょう!

心の病について(9)休みを取り、温泉などに行った

 

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は8についてお話しします。

「8.休みを取り、温泉などに行った」です。

これまでも、水曜日に自分で勝手に仕事を休むなど
(税理士業をしない、など)していましたが、病気
になってからは、週に必ず1度、一日や半日仕事を
しない日を設けました。

そして、その日に、一人でどこかに行くことにしま
した。

それ以外にも、土日に家族で温泉に行くなどもしま
した。土日は一日中少年野球で終わることがほとん
どなのですが、あえて休みを取って温泉に行きまし
た。

10月初旬に箱根に行きましたが、とても癒されまし
た。あまり贅沢はしないのですが、最高級的な旅館
に泊まり、食事もお風呂もものすごくよくて、癒さ
れ、体調の良化につながった気がします。

平日に休みを取った場合は、一人で出かけました。
パターンは決まっていて、まず電車で出かけ、どこ
かの駅で降り、自転車を借ります。

そして割と長い距離を走って目的地に到着、そこで
ゆっくりするような感じです。

10月末に「ひたち海浜公園」に行きました。自転車
で公園の中を走ったり、眺めのいい丘に歩いて登っ
たりして、景色を楽しみます。

秋の晴れの日は空気も澄んでいることが多く、紅葉
なども相まって癒される景色が多いです。

公園などに行き、自転車でだいぶ走った後は、スー
パー銭湯や温泉に行くことにしています。

もともとそれほど風呂は好きではなく、入っている
時間も短いのですが、非日常に何か癒されます。

東京の中心地を自転車で走ったり、昔住んでいた場
所などをめぐる旅もやりました。

就職してから三鷹・府中・小金井などに住んでいた
のですが、住んでいた場所や近くの公園などにも行
きました。子どもが小さい時に行った公園で思い出
をかみしめたり、勉強していた場所にも行き、懐か
しさを覚えました。

そういったことをしていると、これからも懸命に、
楽しんでいきたいな、と思えるようになり、前向き
になったりしました。

・自転車や徒歩でぶらぶらすること
・思い出の地に行くこと
・逆に初めての地に行くこと
・公園などで緑を見ること
・温泉やお風呂などで癒されること

は、心身ともに疲れている人にお勧めしたいと思い
ます。

なかなか、休みを取ることは難しいかもしれません
が、ずっと同じパターンで働いていても、なかなか
心身の疲れが取れないかもしれません。

ちょっとパターンを変えて、遊んでみることをお勧
めします。前向きになれます。

休んでどこかに行く計画を立てたら、それ以外の日
にちゃんと効率を考えて仕事をすることもできます。

休んでどこかに行くこと、やってみましょう。

心の病気について(8)とにかく勉強した

8月に心の病に襲われまして、先の見えない長いト
ンネルに入ってしまった感覚を覚えました。

そこで何をやったかを記録することで、苦しんでい
る人のために少しでもなればよいと思います。

何をやったかは下記の通りです。ひとつずつ詳しく
書いていきます。関係ない人、興味のない人には大
変恐縮です。

やったことは下記のとおりです。

1.生活環境を変える。

2.運動をする

3.人と話す

4.病院に行き、相談する

5.仕事時間を制限する

6.仕事環境を変える

7.とにかく勉強した

8.休みを取り、温泉などに行った

他にもありますが、主にこんなところです。

今日は7についてお話しします。

「7.とにかく勉強した」です。

振り返ってみれば、それほどの勉強量ではないとい
う気もしますが、自分がかかっている病気やその周
辺知識、健康について、そして心の病について、本
を読んだりネットで動画や記事を読むなどして、た
くさん勉強しました。

中でもやはり本は、出版社による編集という手がか
かっているため、信頼性が一番あると思います。

中には自分を売るためのトンデモ本が含まれている
可能性があり、注意が必要ですが、それは何となく
わかります。

読んだ本は、該当する病気に関する本、家庭の医学
などの辞書的なもの、睡眠に関する本、心の持ちよ
うなどの本、食事に関するもの、あと健康全般に関
する本などです。

心の病気に関する本については、なかなか合うもの
が見つからなかったのですが、Kindleで書かれたも
の(誰かが勝手に書いた怪しいものの可能性はあり
ますが)を読み、その中でいいものがあり、それに
少し救われました。

本のほかに、ネットや動画で勉強しました。特に、
YouTubeは、散歩しながら毎日聴いていました。

本を書いている精神科医師の方のものは参考になり
ましたし、ほかの医師の方の動画もよかったです。

そして、病気や健康とはあまり関係のないもので、
自分が好きな動画を見たり聞いたりしました。前向
きな意見を言う人のライブ動画を流し聞きしながら
歩いたりしていました。

医師に相談できるサイトに登録して、有料で質問を
したり、誰かの質問とそれに対する回答を見るのも
少しは役立ったと思います。

ただ、ネット情報は注意が必要で、検索をして情報
を見に行っても、怪しいものがたくさんあふれてい
て、取捨選択が難しいです。

ネガティブな気持ちになっているときは、ネガティ
ブ情報ばかりが見えてしまうため、必死に検索をし
て、情報を探し、誰かが書いた意見(掲示板とか)
を見てしまうのは、やめた方がいいかもしれないで
す。

ネガティブ情報を見ず、ポジティブな意見を中心に
勉強するのがいいと思います。それでいいんです。

SNSにもいろいろな意見の人がいます。自分の考
えと異なる考えの人の考え方を学ぶことも大切なの
かもしれませんが、つらい状況の時は、それもやめ、
自分にとってポジティブなものだけ見ればいいので
はないでしょうか。

とにかく勉強したと書きましたが、大したことはあ
りません。必死に探していた、という方が合ってい
るかもしれません。

ただ、必死に情報を探しているような状態は、反面
あまり良い状態ではない気もします。

気軽に、自分にとってプラス、ポジティブなものを
中心に学ぶのが良いです。必死に答えを求めても、
なかなか難しいので、つらいとは思いますが、少し
気楽に考えていきましょう。